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最後の感想

去年の大河最終回の感想絵です。年末に載せるつもりだったのに…!
普段私は公式サイトに更新される“見逃してしまったあなたも!”の動画を見ながら感想絵を描いてるんですが、この週忙しくてちょっと一段落してからサイトを見たらすでに“見逃して~”が姿を消していて、でもこれ描かないと年末を過ごせないよ!とてんやわんやになりながら以下の絵を描きました。
普段より台詞のうろ覚え率がひどいです。というかいきなり間違っています。着物もよくわからなかったのでいつも以上に顔漫画です。えへ…
でも描いてよかったです。このおかげで心楽しく年末を過ごせました。

よろしければ追記からどうぞ
mabayui


















清盛と西行




tokiko
時子




kiyomoritoyoritomo
頼朝とkiyomoritoyoritomo2




imatomukashi
今と昔




kiyomori


最初の清盛と西行の場面はとてもじいんと来ました。清盛の昔も今も知っている西行じゃなければあんなに響かなかったと思います。最終話まで、清盛から人々の心が離れて孤立していく様をずっと観て来た私にとっても、自分が褒められたわけじゃないのに「認めてもらえた」と思えるような瞬間でした。西行が、清盛が今やっていること自体には批判的なことを清盛も知ってるはず。だけどそんなよいとか悪いとかの主観的判断ではなくて、子供が遊ぶように生きるその生き方そのものが美しい、というのがじんわりと胸に落ちてきて。「我が墓前に頼朝が首を供えよ」というのは、「死にたくない、全てを自分の手でしたい」という状態だった清盛が死の直前に成長したとも言えるんだなと思いました。

時子さんがものすごく美しい回でした。そして清盛が時子に優しい場面が見れて嬉しかったです。ここしばらく「もっと時子に優しくしてあげて!」ってずっと思わせられていたので。あの源氏物語源氏物語源氏物語言ってた子が。

どこにも所属してないからどこにでも行けるという西行の性質は、どこにも属していないから一番公平で冷静な視点を視聴者に与えられるといのが最大の利点だと今まで思っていたのですが、この最終話でそう来たか!と目から鱗でした。清盛からの遺言を西行が皆に伝える。そして平家の人間でないからこそ、頼朝にもそれを伝えることができて、本来ありえない清盛と頼朝の再会が実現するというのがもう。そして改めてこの大河での清盛と頼朝は実の親子以上に師弟だなと思います。実際に会ったことも口を交わしたこともほとんどないのに不思議な話ですけど。

子兎丸達が出てきた場面も「おおっ」となりました。海賊さん達が笑顔でむちゃくちゃ幸せになりました。清盛の夢の一方は頼朝が、一方は子兎丸達が受け継いだんですね。しかしあの船の平均年齢いくつだ。

そしてあのエンドロールがもう、ね!あれも思い浮かばなかったです。皆の顔をぐるりと見渡すところとか幸福感がどんどん湧いてきて弱りました。平家の皆の描かれ方がそれまで随分あっさりしてるなと思っていたので、最後の最後にあんな愛情の詰まった映像が見れるとはびっくりでした。

すごくいい、最終回だったと思います。総集編観たらまた描きたい人描きたい場面がいっぱいありそうで恐いです。お付き合いありがとうございました!
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